第11回 東京マラソン(2017年2月26日)
先月2016年2月に記念すべき第10回大会が開催され、日本史上最高の盛り上がりを魅せた東京マラソン。落選した僕はほとんど蚊帳の外でしたが、数々のドラマが生まれました。
無名から一気に日本人トップへ駆け上がった高宮祐樹選手、マラソン初挑戦ながら見事な走りを魅せてくれた青山学院大の下田裕太選手と一色恭志選手、悲願のサブ40(2時間40分切り)を果たした鈴木莉紗さん、マニュキュアをボロボロにしながらも完走メダルを手にした美ジョガーさん、そしてシューズを真っ赤に染めても走り切った村山謙太選手などなど。どの選手の物語も涙なしでは語れません。
関連 東京マラソン2016 結果・順位・完走率(ランナーアップデート)
【東京マラソン】無名28歳・高宮、一般参加から日本人トップでリオ候補浮上 https://t.co/yenmG4hV40 pic.twitter.com/BsFTEBJtxp
— スポーツ報知 (@SportsHochi) February 28, 2016
まだまだ感動冷めやらぬ状態ですが、東京マラソンは次の第11回大会へ向けて動き始めています。東京マラソンのコース変更が発表されました。フィニッシュ地点が、これまでの東京ビッグサイトから東京駅になるとのこと。どんなコースなのかチェックしていきましょう。
コース変更。東京駅がフィニッシュ地点
新しい東京マラソンコース(予定)ついて、金哲彦さんがご自身のFacebookページで速報を出してくれています。たしかに、東京駅がフィニッシュ地点となっています。
ニュース速報!2017年から東京マラソンのコースが変わります。正式決定は6月の理事会ですが、ひとまず東京駅付近がフィニッシュになることは大きな変更となります。後半の坂と風が軽減されるので、走りやすさは増しそうなコースですね。
金 哲彦さんの投稿 2016年3月28日
【2017 コース(予定)】
東京都庁~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~高輪~日比谷~東京駅前・行幸通り
【参考 2016コース】
東京都庁~飯田橋~皇居前~日比谷~品川~銀座~日本橋~浅草雷門~築地~豊洲~東京ビッグサイト
参考
スタート地点の都庁前は変わらず、これまでの東京マラソンらしさを残しつつ、新時代の到来も感じさせるコースへと生まれ変わりました。東京ビッグサイトへの臨海副都心を駆け抜けるコースが消えてしまったのは寂しいですが、終盤のアップダウンがなくなった分、より記録を狙える高速コースになるようです。
フィニッシュ地点を、人が集まりやすい東京駅前に変更したことで、さらなる盛り上がりを期待できるとのこと。第10回大会でもあんなにすんごかったのに、これ以上盛り上がったらどんなことになってしまうのでしょう。
第11回大会を走るランナーは、かつてないほどの大声援を浴びながらゴールを迎えられそうですね。自分がそのランナーだったらと想像すると、鳥肌が立ちます。
同じ大会でも、コースが変わればまったく別の大会です。これまでの東京マラソンはもはや過去のものとなり、第11回東京マラソンは、実質的には第1回NEW東京マラソンでしょう。
記念すべき第1回大会、まだ誰も走ったことのない新コース、そしてゴールで待ち受けている大声援。これはもう絶対に何が何でも走りたい!
僕は、前回は見事に落選しましたが、今度こそ10倍を超える抽選に絶対勝たなければならないと思いました。そのために日頃の行いをしっかり心がけますので、どうかよろしくお願いします。
抽選倍率はどのくらい?
参考までに、東京マラソンの抽選倍率は以下の通り。
【東京マラソン 第1回大会からの抽選倍率】
大会 | 一般 | プレミアム | 10km |
---|---|---|---|
第1回(2007) | 3.1倍 | — | 3.5倍 |
第2回(2008) | 5.2倍 | — | 5.2倍 |
第3回(2009) | 7.5倍 | — | 7.1倍 |
第4回(2010) | 8.5倍 | — | 13.1倍 |
第5回(2011) | 9.2倍 | — | 13.6倍 |
第6回(2012) | 9.6倍 | 1人5.4倍 ペア1.9倍 |
2.9倍 |
第7回(2013) | 10.3倍 | 8.2倍 | 2.6倍 |
第8回(2014) | 10.3倍 | 9.1倍 | 2.4倍 |
第9回(2015) | 10.7倍 | 9.4倍 | 2.3倍 |
第10回(2016) | 11.3倍 | 9.1倍 | 2.5倍 |
※10kmの部は、第6回(2012)より、ジュニア&ユース・視覚障害者・知的障害者・移植者・車いすの募集のみとなったためエントリー数・抽選倍率が減少。
参考 東京マラソン2016 エントリー抽選倍率11.3倍。9月16日(水)結果発表
2016大会では過去最高の11.3倍を記録しましたが、人気大会のわりには大したことありません。2016は落選しましたけど、2015大会には僕ですらあっさり当選できました。日頃の行いを心がけていれば大丈夫です。
どうしても心配な方は、TOKYOプレミアム会員(年間費4,320円)に登録しておくと、先行エントリー・二次抽選とあわせて、抽選チャンスが3回になります。
また10万円以上の寄付で必ず参加できる「チャリティエントリー」(先着順)や、実力者を対象とした「エリート枠・凖エリート枠」、そして有名人や芸能人の方には「有名人枠」も用意されるかもしれません。
しかし、東京マラソンの感動をフルコースで味わうには、やはり抽選を勝ち抜いてこそでしょう。厳しい抽選に勝ち抜いてこそ、真の喜びがあるというものです。お金も実力もコネもない僕は、もちろん今回も一般エントリーで挑みます。せいぜい頑張りましょうね。
一般エントリー受付は、今回も例年通りなら2016年8月1日に開始されます。