第61回徳島駅伝(2015年1月4日~6日)
毎年1月4日~6日の3日間かけて268.2kmを全44区間でタスキをつなぐ「徳島駅伝」。今年の第61回大会も3日間の戦いを終え、大会サイトには全区間の速報結果・区間記録が掲載されました。1日・2日目の速報結果は以下よりどうぞ。
▶ 【第61回 徳島駅伝】速報結果・区間記録が掲載。動画も配信中! 全44区間268.2kmのタスキリレーは2日目が終了。 | ほぼニートの資格取得日記☆(マラソン編)
最終日の速報結果!鳴門が優勝、徳島は2位。
2日目終了時点では、4年ぶりの王座奪還を狙う徳島がトップ。しかし、4連覇がかかる鳴門は、わずか28秒差につけての2位で、まったく目が離せない状況で最終日3日目を迎えました。
果たして徳島が逃げ切るのか、鳴門が巻き返すのか。注目の3日目、最終区間(第44区間)の速報結果は以下の通りです。
3日目の順位(全44区間終了)
順位 | 郡市名 | 通算タイム |
---|---|---|
1 | 鳴門 | 14:31:56 |
2 | 徳島 | 14:38:13 |
3 | 板野 | 14:49:51 |
4 | 小松島 | 14:57:01 |
5 | 美馬市 | 15:01:09 |
6 | 阿南 | 15:08:31 |
7 | 海部 | 15:21:31 |
8 | 名西 | 15:22:58 |
9 | 那賀 | 15:40:42 |
10 | 吉野川 | 15:44:41 |
11 | 三好市 | 15:53:05 |
12 | 勝浦 | 15:57:03 |
13 | 阿波 | 15:57:15 |
14 | 美馬郡 | 16:04:19 |
15 | 三好郡 | 16:38:08 |
OP | 名東 |
ということで、優勝は鳴門! 見事に4連覇を達成です。通算で14時間~16時間以上にも及ぶ激走、お疲れさまでした。
第1日(17区間・104km)。徳島が4年ぶり首位発進!
2年ぶりの那賀コースで史上最多タイの16チーム(オープン参加の名東郡を含む)が参加。徳島が完全優勝した57大会以来、4年ぶりに1日目を首位で飾り、4連覇を狙う鳴門が2分07秒差で2位につけました。
徳島は1区日下(徳島科技高)が区間賞で好スタート。3区で2位に落としたが4区湯浅(城ノ内中)の力走で首位を奪回すると、その後は一度もトップを譲らない盤石の戦いを見せ、完全優勝した57回大会以来、4年ぶりに初日首位に立った。
1区で10位だった鳴門は懸命に追い上げ、3区西山(大塚製薬)で1位に躍り出た。一時3位まで順位を下げたものの9区山下(京産大)で2位に上がると、さらに後続との差を広げた。
中学生の奮闘で前半4位につけた小松島は12区大西(プレス工業)で3位に浮上し、その後も順位を死守した。
1日目(17区間)終了時の順位
1 徳島 5:34:24
2 鳴門 5:36:31
3 小松島 5:43:26
4 美馬市 5:45:31
5 板野 5:46:48
6 阿南 5:47:21
7 海部 5:55:11
8 名西 5:56:34
9 那賀 5:59:56
10 三好市 6:02:55
11 吉野川 6:04:47
12 美馬郡 6:06:11
13 勝浦 6:07:34
14 阿波 6:12:42
15 三好郡 6:28:27
OP 名東
第2日(16区間・91.7km)。鳴門が猛追!
2日目もトップは徳島。しかし、鳴門が初日の2分07秒差を28秒差にまで縮める猛追を魅せています。女子の活躍が光り、メダル圏内の3位には板野が浮上。初日から順位を2つ上げました。
徳島は2分7秒あった2位との差を28秒まで縮められたが、堅実につないで首位を守った。一斉スタート区間の18区日下、25区熊井現、最長29区和田、32区上原がいずれも2位になるなど、13人が5位以内にまとめた。
鳴門は長丁場で底力を発揮し第2日トップ。18区元木が1位発進すると21区奥谷が区間2位に1分9秒の大差をつけて激しく首位を追い上げ、後半も最長29区寺西、30区福池が連続区間賞でつなぐなど6区間を制した。
順位を二つ上げて3位に入った板野は女子が活躍。23区和田が区間新を樹立し、前後の谷と安床が2位で序盤の出遅れを挽回した。中学生28区の黒上京、31区東條も区間1位で引っ張った。
2日目(33区間)終了時の順位
1 徳島 10:38:24
2 鳴門 10:38:52
3 板野 10:53:09
4 小松島 10:57:29
5 美馬市 10:59:38
6 阿南 11:02:46
7 名西 11:15:38
8 海部 11:16:28
9 吉野川 11:32:12
10 那賀 11:33:28
11 三好市 11:34:48
12 勝浦 11:39:47
13 阿波 11:43:20
14 美馬郡 11:44:47
15 三好郡 12:08:40
OP 名東
3日目(11区間72.5km)鳴門が逆転で4連覇を達成!
2日目終了時点の28秒差を、第35区で鳴門が徳島を逆転。鳴門は33度目の総合優勝で4連覇を達成。徳島は6分17秒差で2位。3位は板野。
鳴門は金森博至(鳴門高)が区間2位と順調に滑り出し、トップ徳島との差を16秒まで短縮。
続く35区で寺西雅俊(京産大)が徳島の松本匠(市体育振興公社)を41秒抑える区間賞で首位に立つと、その後も36区山下和将、アンカー元木駿介の京産大勢が区間1位の力走で差を広げ、劇的な最終日の逆転優勝を決めた。
第2日まで首位を譲らなかった徳島はこの日区間賞を奪えず、女子区間で鳴門に遅れたことも響いて4年ぶりの優勝はならなかった。