【Sheffield Half Marathon 2014(シェフィールド・ハーフマラソン)】(2014年4月6日開催)
公式サイト:Sheffield Half Marathon Press Statement
水が足りない!英マラソン大会ドタキャンで大混乱
【4月7日 AFP】雨がよく降り水不足とは縁遠い英国で6日、「水が足りない」との理由でハーフマラソン大会が土壇場で中止になる騒動があった。
ペットボトル入り飲料水の数が足りないとしてレース開始直前に中止が決まったのは、イングランド(England)中部シェフィールド(Sheffield)で毎年開催されているハーフマラソン大会。主催者が「水の供給に問題が発生したため、今年のレースは中止せざるを得ない」と発表すると、スタートライン付近は大混乱に陥った。
約6000人の参加者の多くがスタートを強行し、報道によれば、走り出した参加者を警察が制止しようとしたという。
悪天候や災害ではなく、給水の水が足りないことが原因でレースの中止を発表!しかもスタート直前に。
イギリス シェフィールドの4月平均気温は最高10℃・最低5℃らしい。夏場のレースならともかく、このくらい気温が低ければ、ハーフマラソンくらい給水なしでもイケるでしょ(あくまで個人的な意見ですが)。必要だとしても、ちょこっとで十分。
それなのに、たかが給水ごとき(あくまで個人的な意見)で中止になるのは、そりゃ怒りますよ。ましてや、スタート地点に整列した状態なら、そりゃ強行して走りますよ。
(※中止を知らせるアナウンスの音量が小さくて、後方のランナーは中止になったことに気付かなかったのでは。との話もあります。)
“The organisers announced the cancellation through a loudspeaker, which was not loud enough at all. When people started running anyway, I suppose many people at the back thought the race had started.”
▶ BBC News – Sheffield Half Marathon water shortage causes chaos
給水の水不足に陥った原因は…。給水の提供を依頼していた業者が、当日の朝に来なかったとか。(なぜ来なかった?)
“We had a problem with the supply of water. The company we had asked to supply bowsers for the route did not arrive this morning.
大会運営側としても、何とかしようと頑張ったようです。でも、参加者の安全を最優先して苦渋の決断。
“We have scoured supermarkets around the city, but unfortunately we have not been able to secure enough water for the medical-and-safety officers of the race to say it is safe to go ahead. We therefore took the very reluctant decision to cancel the race.”
▶ BBC News – Sheffield Half Marathon water shortage causes chaos
給水なしのレースへ走り出したランナーたち。その多くは、沿道の応援者からの助けもあって、無事に完走できたようですね(完走率知らないけど)。
雨に濡れたコース沿道では、走り続ける参加者たちに観客の多くが手持ちの水を差し出す姿が見られ、これでは足りないとスーパーマーケットまで水を買いに行った人たちもいたという。
いったんは中止を発表しましたが、タイムはしっかり計測されていたみたい。その点は良かった!と思います。
Recorded chip times for the run are available below
今回の場合、参加費は返金されるのだろうか。されないのだろうか。気になる!