「ニューヨークシティマラソン」 川内優輝選手のインタビューが掲載されてます。

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明日も日本各地でマラソン大会が開催されるわけですが、ワールドマラソンメジャーズの1つ「ニューヨークシティマラソン」も開催です!
http://www.ingnycmarathon.org/

川内優輝選手も出場します。この大会へ向けてしっかり調整してきた!6位以内を目指す!と意気込んでいます。

そんな川内選手のインタビューが掲載されていました。
http://www.nyrr.org/sites/default/files/Transcript_Kawauchi.pdf
(PDFファイル、英語です。)

英語で書かれているため、ざっと見てざっくり意味をとりました。
※僕の作業なので正確さは求めないで下さい。主観も混じって勝手に解釈した部分が多々あります。

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Q:仕事とマラソンをどうやって両立してるの?
A:練習は朝の2時間。午後から仕事。勤務時間は12:45~21:45。

Q:仕事は?
A:高校の事務を担当。

Q:年がら年中マラソン走って、どうやって回復に努めてるの?
A:温泉に行ったりしてケアしてる。

Q:ニューヨークマラソンは起伏あるタフなコースだけど、何か準備した?
A:夏に起伏の激しい蔵王や日光で練習し、オーストラリアのメルボルンマラソンも走った。この経験はニューヨークでも役立つ。

Q:メルボルンマラソンはいつだっけ?
A:10月13日。

Q:私の計算が正しければ、前のマラソンから3週間しか経っていないよね?
A:(川内優輝選手の中では)前回のマラソンはモスクワ(8月の世界陸上)です。その後、小さなレースをいくつか走ったという感じ。

Q:(別府大分で)2時間8分15秒で走り、その2週間後に(ソウルで)8分14秒を達成したのはすごい。ソウルの時は万全の状態で走れた?
A:それっていつのことでしたっけ?

Q:1つは別府で、もう1つはソウルよ。ソウルの方が高記録だけど…ああ、プログラムの間違いだわ。2週間ではなく、実際は1ヶ月と2週間ね。それでもすごいわ。(※別府は2013年2月3日、ソウルは3月17日開催。)
A:別府後は調子が良くて、30K走もやりましたが本当に快調でした。でも、ちょっと脚が疲れていたのかな。ソウルでは2時間7分台を狙っていたんですが。

Q:大会の間隔をもっとあけようと思いませんか?
A:(今の)自分のペースを崩そうとは思いません。日本や世界中の大会で走ることは夢の一つですから。それぞれの大会で新たな発見があり、違った体験があります。

Q:モスクワ大会について。
A:モスクワでは、最初の5kmは前に出て先頭集団にいた。。10km地点までにペースが上がり、エチオピアのMartin選手についていったけど脚を使い過ぎてしまった。   10km以降はめっちゃキツい。20キロを過ぎ、暑さのせいで水分を摂り過ぎて腹痛が起こり、前についていけなかった。

Q:市民ランナーと呼ばれていますね。その道を選んだ理由は?これまでの成果があれば、スポンサーもつくだろうしその方が稼げるんじゃないの?
A:高校時代は故障で一年ほど走れなくて、大学は陸上強豪ではない大学に行きました。大学4年の5月、実業団1社から声がかかりましたが、公務員試験の準備を始めていたので(断りました)。

Q:公務員?
A:そうです。その実業団は私の行きたいところではなくて、それで公務員になろうと決めました。公務員になった後も、いくつかの実業団から誘いがありましたが、実業団対抗駅伝とニューヨークシティマラソンの日程がかぶっていて…。ニューヨークの方を走りたいのです。私にとっては自由に走れることが幸せです。お金のことよりも自由に走りたい。

Q:フルタイムで働いて、休みをとってニューヨークに参加することが賞賛されているけど、それについては?
A:そういうランナーはいっぱいいます。私がたまたま最初に認められただけに過ぎません。

Q:今大会での目標は?
A:シカゴマラソン(2013年10月13日)では日本人は7位(佐野広明選手 2:10:29)だったのでそれよりは上位、できれば6位以上狙い。しっかり調整してきました。

Q:(3週間前の)メルボルンからそんなに経っていないけど、川内選手にとっての調整の定義は?
A:メルボルンはトレーニング目的でした。メルボルンの1週間後には20キロ(高島平・日刊スポーツロードレース大会)を59分17秒で完走。体調ばっちりです。

Q:たいていのエリートランナーは(年に)2、3本だけど、川内選手は1週間おきに走っているよね。そんなに走るのはなぜ?
A:ひとりで練習していますが、それだと追い込んだ練習をするのが難しくて…。でも大会なら、周りのランナーと一緒に追い込むことが出来ます。そうやって練習の質を上げています。

Q:生涯目標について?
A:6歳から走り始めて、1キロや3キロも含めると330回以上大会に出場。生涯で1000回以上の出場は可能だと思っています。

Q:マラソンを1000回!??それとも(マラソン以外を含めた)レースを1000回?
A:(マラソン1000回なんてあり得ない!もちろん、)レースを1000回ですよ。

Q:今年はいくつのマラソンに出場しているの?
A:このニューヨークを含めて9つ。さらにあと2つ走る予定だから全部で11。

Q:その2つはどの大会?
A:12月の福岡国際と防府。

Q:たくさん走って選手生命を短くするとは思わない?
A:自分のペースで走っているだけです。なので、疲れたらペースを落とします。実業団と違い1日1回の練習ですし。仕事と練習のバランスもとれています。高校時代は2年間故障していましたが、公務員ランナーになってからの4年間、うまくいってます。

Q:君はオーストラリアでたくさん走ってるけど(1年にシドニー、ゴールドコースト、メルボルン)、それって日本ではふつうのこと?
A:ゴールドコーストは埼玉県の姉妹州だから。シドニーは、その後に走った霞ヶ浦マラソンの姉妹都市。メルボルン高校は春日部高校と交流があるので。

Q:Meb Keflezighi、Kebede、Kiprotichが出場するけど?
A:昨年のオリンピックや8月のモスクワで、中本選手が彼らに負けているので倍返ししたいです。

Q:トレーニング目的のメルボルンは2時間11分で走ってるけど、ニューヨークはもっと頑張るの?それとも参加する大会はぜんぶ全力で走ってる?
A:メルボルンは40キロ走代わりです。このニューヨークでベストになるよう調整してきています。

Q:ニューヨークについては?
A:アップダウンのあるコースと聞いていました。でも、昨日25キロ走ってみて、そんな感じは無いですね。コースの状態も良くて、いいレースが出来そうです。

Q:メルボルン後は翌日から練習したの?それとも何日か休んでから7日後の20キロ大会に臨んだの?
A:トレーニングスケジュールは変えません。1週間のうち4日はジョグ、1日はペース走、レース前日は1000メートル走です。

Q:川内人気でレースへの参加者数が増えているみたいだけど?
A:なんとも言えないけど、日本ではちょっとした人気者かな。レース後は写真や握手を求められるし。M高史とかいうものまね芸人も出てくるし。

Q:M高史はあなたほど速くないでしょ?
A:そうですね。

Q:今のスポンサーは何ていうの?
A:埼玉県庁。

Q:エージェントやマネージャーはいる?
A:いないけど、あちこちで助けてくれる人がいます。

Q:川内選手が他のランナーに与えた影響については?
A: おそらく影響はあるんじゃないでしょうか。ここ数年、日本男子マラソンのタイムも伸びてるし。