Sambaの歴史

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「LPI-302 Mixed Environment」(LPIC302)試験の学習。 
Linux教科書 LPIC レベル3 」をベースに進める。

学習進捗状況は、以下のエントリを参照。
LPIC302 学習進捗状況: ほぼニートの資格取得日記☆

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Sambaの歴史について、ざっくりまとめた。
まだまだ勉強中の身なので、内容の正確性については保証しかねる。

1992年 オーストラリアの大学生だったアンドリュー・トリジェル氏により開発
    最初は「nbserver」という名前
        ↓
    「smbserver」へ。ネットワークプロトコルとして、NetBIOSよりSMBのほうが優れていたため
        ↓
1994年 「Samba」へ。「smbserver」はシンタック・コープ社がすでに商標登録済。

・ Samba 1.6 (1994年)
    ・ファイルサーバー機能のみ

・ Samba 1.8
    ・日本語対応
    ・マルチバイトの漢字に対応したパッチ

・ Samba 1.9 (1995年)
    ・Windows 95の発売でSambaを使うユーザーが急増
    ※それまで(Windows 3.1)は、UNIXとのファイル共有に「PC-NFS」を利用。
     これが10万円近くもする。Windows 95になったら「PC-NFS」を買い直さなきゃいけなくなった。
     だから、オープンソースのSambaを使おう、と…。 SMBが使えるし…。
    ・Windows 95でTCP/IPスタックとNBTが標準搭載
    ・Windows 95からUNIX上のファイルをアクセスするための簡易ツールという位置づけ
    ・Windows NTサーバーのファイル共有の速度に比べて遅い
    ・「security=share」(共有単位でパスワード設定)がデフォルト

・ SWATの登場
・ 日本Sambaユーザ会が発足(1998年)

・ Samba 2.0 (1999年)
    ・大幅な機能向上、性能向上
    ・性能面でWindows NTに並ぶ
    ・「security=user」(ユーザー単位でパスワード設定)がデフォルト

・ Samba 2.2 (2001年)
    ・ドメインコントローラー機能 サポート (Windows NT4相当)
    ・ドメインメンバー サポート
    ・通信時の文字コード問題
        ・Windows NT → Unicode
        ・Samba→ CP932のまま
        ・CP932をEUCに変換する機能に問題 → 日本語ファイル名で文字化け
        ・Samba日本語版の開発→文字化け解消

・Samba 3.0 (2003年)
・ADドメインへの参加が可能に(Active Directoryに対するリバースエンジニアリングを繰り返し、内部仕様を調べたという頑張りの結果)
・デジタル署名やSPNEGOなどAD向けに拡張された機能に対応
・管理機能の向上
・ユーザー/グループの管理
    ・アカウントポリシー/パスワードポリシーの管理
    ・共有の管理
・文字コード問題
    ・Samba→Unicode (UTF-16)
    ・glibやiconv利用→CP932やUnicodeからEUCへの変換に問題
    ・glibcやiconvを修正して対応
    ・4回の仕様変更
        ・3.0.0~3.0.14 →バグ多し。絶対に使うな。
        ・3.0.14a~3.0.20b→ADのドメインメンバーは避けよう
        ・3.0.21~3.0.24→問題が少ない
        ・3.0.25~3.0.28→品質劣化。なるべく使うな。
        ・3.0.28a~3.0.36→VistaやWin 2008 Server連携のため、品質改良。

・Samba 3.2 (2008年)
    ・ライセンスがGPLv3へ変更
    ・サポートポリシー変更(現世代と1つ前の2世代のみ)
    ・Solaris 10やAIX6への対応

・Samba 3.3 (2009年1月)
・Samba 3.4 (2009年6月)
・Samba 3.5 (2010年5月)
    ・SMB2プロトコルの暫定サポート → Samba 3.6で正式サポート予定
    ・広域LANなどの遅延の大きいネットワークでの性能向上期待
・Samba 3.5.6 (2010年10月)
・Samba 3.5.8 (2011年3月7日)

・Samba 4 (現在開発中)
    ・2011年中の正式リリースを目標
    ・マイクロソフトの独占禁止法違反→ADやSMB2の内部仕様が一般公開
    それまではリバースエンジニアリング
    ・計画自体は2001年から (Windows2000の時からADドメイン互換にしようとしていた)
    ・2007年にアルファ版「4.0.0alhpa1」がリリース
    ・2010年12月にアルファ 14がリリース
    ・AD機能サポート
        ・従来のSamba機能
        ・LDAPサーバー機能
        ・DNS機能 (BIND利用)
    ・Fedora14が、現時点で評価に最適と思われる(5月下旬にFedora15が正式リリース予定)   

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【参考書籍】
・ASCII.technologies (アスキードットテクノロジーズ) 2011年 4月号 「Samba 4.0 最新情報」(pp.98~105)

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